"新B1"への挑戦について代表の高堂よりご挨拶
富山グラウジーズはクラブ創設以来"バスケで富山を元気に!"を掲げ、様々な活動に取り組んでまいりました。
変わりゆく時代の中、Bリーグは2026年より生まれ変わります。"新B1"と称されるトップリーグは、競技成績による昇降格をなくし、エクスパンション型のリーグへとなります。"新B1"に参入する大きな条件としては3つ掲げられており、1つ目は入場者数「平均4,000名以上」、2つ目は売上「12億円以上」、3つ目はアリーナ「新設アリーナの基準充足」となっております。なお、先週末から開幕した2022-23シーズン及び翌2023-24シーズンが"新B1"参入の初回審査期間でございます。
代表取締役社長 高堂孝一よりコメント
平素より富山グラウジーズへの熱い応援ご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(B.LEAGUE)では、「将来構想」として新たにライセンス基準が引き上げられることが決定しております。富山グラウジーズといたしましても2026-27シーズン開幕の新B1リーグに参入を目指すことを正式に表明いたします。
富山グラウジーズは2006年に北陸初のプロチームとしてbjリーグに参入しました。振り返ると初年度からクラブ存続危機を経験し、波乱万丈ながらも多くの皆様のお力添えで危機を乗り超えて今日に至っております。設立時の水戸健史選手の年齢が21歳(2008-09シーズンより選手契約)、飴谷由毅選手においては7歳(2021-22シーズンより選手契約)でした。そんな2人も今は37歳と23歳となり地元出身選手として活躍しています。16年の歴史を感じますが、身近にプロチームがありプロバスケットボール選手のプレイを間近で観戦することで多くの子供たちの夢や希望を育み、応援いただく皆様にも生きがい作りとしてシーズンを楽しんでいただけるようになったと自負しております。
現在、2026-27シーズン開幕にあわせて、各地でアリーナの計画や建設が進められています。バスケットボールを「する」「みる」「ささえる」環境が大きく変化していきます。富山グラウジーズといたしましても、富山市に対し富山市総合体育館の継続使用ならびに新B1リーグのアリーナ基準を満たすための施設改修を正式に要望させていただきました。並びに富山県に対してもご支援の要望をしたいと考えております。
私たちも富山に、「夢のアリーナ」を誕生させます!
これからも富山グラウジーズが日本のトップリーグで戦い続けることで、交流人口を増やし、更なる街のにぎわい創出に寄与し大きな経済波及効果を生み出すことができると確信しております。また、現在力を注いている普及・育成活動を通じて、プロチームを身近に感じてもらい、子供たちの夢や目標の実現をサポートしたいと考えております。
しかしながら、ライセンス獲得には、富山グラウジーズブースター・ファンの皆様、ご支援いただいている企業・団体の皆様、そして行政の皆様をはじめ多くの関係者様のお力添えが必要です。B1新基準に「喰らいつけ。」の精神で邁進してまいりますので、何卒さらなるお力添えの程、よろしくお願い申し上げます。
わたしたちがやるべきこと
①平均入場者数の増員(新B1基準:4,000人以上)
約5,000席規模の富山市総合体育館の80%にあたる4,000人の観客を集めるには、まずホームタウンである富山市はもちろん、富山県内各市区町村のファンベースの拡大が必要不可欠だと考えております。各市との取り組みを強化し地域密着活動の拡充、パートナー様との連携、地域イベントへの積極的な参加等、グラウジーズをより身近に感じていただき、皆さまの日常にグラウジーズを取り入れていきたいと考えております。具体的には市町村デーなどの観戦チケット割引企画や、児童生徒の招待活動を積極的に実施し、富山県民の皆さまに試合観戦のきっかけを平等に作っていきたいと考えております。更に、県外のファンづくりの為に観光産業にも繋がるネットワークの構築と活動エリアを拡大していきます。